世界的にみて、牛肉の43%、豚肉と鶏肉の半分以上は、工場畜産によって生産されています。
(http://www.worldwatch.org/pubs/goodstuff/meat/ より)
この工場畜産とは一体どういう産業形態をさすのでしょうか。
工場畜産の定義は、地方自治体によって異なりますが、いくつかの共通点があります。
1.封鎖状態 - スペースを節約し、管理体制と給餌作業を改善するために、檻の中に動物を詰め込む。極端になると、動物は他の個体と触れ合わずには動けなくなり、その結果、動物同士が戦ったり共食いをしたりする事態が増加する。
2.薬品投与 - 抗生物質、ビタミン剤、ホルモン剤、その他の薬品が、伝染病を防ぐために使用される。(狭いスペースに多くの動物が詰め込まれているので、衛生状態が悪くなり、また怪我も増えるので、大量の薬品が必要になる。)
3.加工飼料 - たんぱく質を強化された飼料などを与える。
4.多数の動物 - 管理を効果的にするために、多数の動物を同じ場所で一括管理する。
(http://en.wikipedia.org/wiki/Factory_farming より)
これから数回にわたって、工場畜産について書きたいと思っています。
スポンサーサイト
- 2005/09/04(日) 03:33:07|
- 工場家畜
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0